今から約300年前に阪南市の檀家の得信者が集まって鉦講仲(カネコウナカ)を組織したのが始まりとされます。
当寺の鉦講には双盤念仏と伏鉦念仏の2通りがあり、
いずれも一子相伝の家系を守り、口伝(クデン)によって念仏の唱え方、
鉦の打ち方、撞木(シュモク)の運び方など、ほぼ昔のままに継承されています。
(平成15年2月に阪南市指定無形民俗文化財に指定されています)
今、地元の方々が集まって鉦講を復活させようとしています。
当時の楽譜をもとに模擬演唱を聞き、録画して勉強会の教材として利用することを目的に収録しました。
昨日は、約60人ばかりの方々が譜面を見ながら節回しの練習に汗をながしていました。

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