写真の世界にも普通の人にはちょっと伝わりにくい
「業界用語」があります


その道の通でなくても意味を知れば
「なるほど」というような便利な言葉をご紹介します

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アイレベル
目線の高さ

あおる
被写体の下から見上げるように撮影すること ローアングルと同じ

後ピン
ピントが合ってほしい部分より後方に来ていること 反対は前ピン

甘い
ピントが少しズレていること
レンズの描写が柔らかく、解像感がない様子

色かぶり
照明の色が被写体に影響すること 黄色かぶり、マゼンタかぶりなどがある

ケラレる
フィルターの枠など、画面の隅に何かの影が写ってしまうこと

シズル感
新鮮な、瑞々しいというようなニュアンス 食品撮影によく使われる
ジュージューという肉の焼ける音から来たといわれる

ニコパチ
モデルが「ニコッ」と笑った瞬間を「パチッ」と撮影する

ハイキー
画面全体に占める白の割合が多い写真 黒が多い場合はローキー

パン
手持ちや三脚の上で、カメラを水平方向に動かすこと

ピーカン
眩しいくらいの快晴 シャッタースピードが早くなりすぎて不都合な時もある
モデル撮影では気を使うことが多いので、一般的にはピーカンより薄曇りが好まれる

フリッカー現象
点滅する照明器具の環境下で撮影した際、画面上の明るさや色ムラができる現象

モアレ
服の模様など規則的な模様を撮影した場合、本来ないしま模様や色(偽色)が発生してしまうことカメラはローパスフィルターなどによって緩和している。

レフ板
白い反射板のこと 白以外では金・銀などがある

ロケーション
屋外で撮影すること 主に景色のいい場所 町中だと町ロケ

等々 いかがですか
ちょっと言葉を使うだけで
プロっぽく思われます
また言葉を知っていることによって
どう撮影すればいいかヒントにもなりますね